たくさん歩こう
ブログを書くのが久しぶりになってしまいました。
子育てが終わってしまい、色々と身辺整理するのに
手間取ってしまいました。
でも、また復活します!どうぞよろしくお願いします。
真夏はもうすぐそこ。梅雨の晴れ間にお散歩しませんか?
晴れた日は、子どもと一緒に外に出かけてみてください。
子育ての気分転換にもなりますよ。
私の保育所に2歳の女の子がいます。
一人娘さんで保育所の送迎はお母さん、お父さんがいつも抱っこ。
お家ではあまり歩かせてはいないのでしょうか?
お散歩のときはよくつまづいたり、ころんだりします。
そのお母さんが「明日からスイミングに通わせます。」
と嬉しそうに話してくれました。
え?そっち?
歩くこともおぼつかないのに、先にスイミング?
娘に話すと「地上で生活する気ないのかな?」と笑っていました。
別の3歳の男の子のお母さんも「英会話習わせます」と言います。
3歳にしては日本語もなかなか喋られないようなのですが‥。
将来、泳げるようになって欲しい、英語がわかるようになって欲しい。
先の事にとらわれすぎて、いま必要なことは見えていないのでしょうか?
もちろんスイミングも英会話もいずれ必要かもしれません。
でも2、3歳の頃は歩かせてください。
まぁ、歩けるところまでどんどん歩かせてみてください。
歩きながらお話したり、道にあるおもしろいもの見つけたり、子どもにとってはそれが楽しい遊びなんです。
子どもとどう接したらいいかわからないお母さんにも一緒に歩くことなら簡単なはずです。
どうかこれが無駄な時間だとは思わないで。
ついつい、こんなことするならお稽古事をさせたい!とお母さんは思いがちですが、子どもたちは私たち保育士にいつも話してくれるのです。
「お父さんがお皿洗ってくれたからお母さんに絵本読んでもらってん」
「おさんぽで、ワンワンみた」
「そうなんや、よかったね」
嬉しそうに話してくれる子どもたちにこちらまで笑顔になります。
そして、今は子育てが必死でわからないかもしれないのですが、この無駄な時間こそが私たち母親にとってとても大切な思い出という宝物になっていくのです。