不登校、引きこもり、ニートの治しかた~専門心理カウンセリングで用いられる早期解決の対処法

不登校、引きこもりの専門カウンセリングを行って25年。どこに相談しても解決できない人たちのための心理カウンセラー、天地真理があなたの家庭を立て直します

カウンセリング選びの3条件

怪しいカウンセリングオフィス、危険なカウンセラーの見分け方

近年の心理ブームでカウンセリングオフィスも格段に増えてきました。
 
選択肢がそれだけ広がったのはいいことですが、技術レベルも様々なので受診時には注意が必要です。
 
それでは、どうすれば自分にあった良いカウンセラーをみつけることができるのでしょうか。
 
基本は、そのオフィスのホームページで判断することになります。
 
今どきホームページをもっていないカウンセリングオフィスはないでしょうから、ホームページをもっているだけでは良いカウンセラーとは言えませんが、ホームページがないというのは論外です。
 
それでは、お金をかけた立派なホームページであればいいのかというと、もちろんそうではありません。
やはり大事なのは、その内容です。

必須3条件

カウンセリングオフィスのホームページというのは、カウンセラーがどんな人間なのか、どのようなカウンセリングや心理療法を提供しているのか、そして、料金はいくらなのかということを明確に伝えていなければなりません。
 
この3つのどれが欠けていてもいけません。
 
ホームページは、悩みを抱えている人に希望に応じた適切なカウンセリングが受けられるかどうか判断してもらう大切なツールだからです。
 
ですから、いずれかが欠けているところは、外したほうがいいでしょう。 


ヘタは理由にならない

3条件を満たしてないのは、ホームページの作り方がヘタなだけ、という言い訳は通用しません。
 
 
ヘタなデザインのホームページであったり、自分で撮った写真を使っていたり、無料で使えるホームページサービスを使っていたりしても、読者はそんなことは気にしていません。
 
それよりも
【自分がカウンセリングを受けるにあたって、必要なことがきちんと文章で伝えられているかどうか】
本気で悩んでいる人は、そこに一番注目しているのです。
 
ですから、さきに挙げた3条件は絶対に必要なのです
 
そもそも心理カウンセラーは人の心を扱うプロなのですから、人に安心感を与えて、信頼してもらうために何が必要なのかがわかっていないというのは、その時点でカウンセラーとしての技量が不十分であると表明しているようなものです。
 
そういった意味でも上に挙げた3条件を満たしていないところは避けたほうがいいでしょう。

条件を隠す理由

検索で上位に表示されるように対策を施したホームページ作成はプロなのに、肝心の内容が素人というものが結構あります。
 
これはホームページの作り方がヘタで必要な3条件を載せていないというよりも、隠さなければならない理由があるというところが多いようです。
 
経験、実績がほとんどなかったり、紹介できるほど多彩な技術を持っていなかったり。
 
あるいは、これは不登校や引きこもりなど子供のカウンセリングを行うところに多いのですが、料金を人によって変えるため載せていないというところもあります。

つまり、両親の仕事など家庭の経済状態を知ったうえで料金や通院頻度が変わってくるということです。
 
多彩な技術はなくても、ひとつの技術だけでも極めていれば問題ありません。そんな人のホームページは内容が濃いはずですからすぐにわかります。
 
ですから注意が必要なのは、料金は問い合わせをしてからとか、載せていてもいくつもリンクをたどった先に小さく書いてあるというところになるでしょう。
 
だいたい必要なことを堂々と載せられないというのは、後ろめたいことがあったり、怪しいことを考えていたりするというのが、心理学の初歩の初歩ですからね。
 
心理カウンセリングというのは資格がなくても誰でも開業できるので、カウンセラー選びは慎重に行ってください。
 
まとめ
ホームページで判断する場合、次のようなところは要注意になります。

  • 具体的なカウンセリング手法や心理療法の詳細がわかりづらい、うすっぺらい内容である
  • カウンセラーの実績や経験、人となりがわかりづらい
  • 料金体系がハッキリしていない、隠している

この3つをしっかりとチェックすれば、怪しいカウンセリングオフィスや未熟な、あるいは危険なカウンセラーにあたってしまう危険性をグッと下げることができるでしょう。