幸せになる親の会が必要
子供が不登校、引きこもりだから幸せになる
傷の舐めあいでは解決しない
『不登校、引きこもり親の会』というのが、全国各地にあります。
私は、もうその名前を聞いただけで、なんだか気が滅入ってくるのですが、そんな気持ちになるのは私だけでしょうか。
『不登校、引きこもり、親のための相談会』
とか、
『不登校、引きこもりの解決を目指す親の会』
といった前向きな、頼れそうな名称なら、親御さんたちのやる気と希望が感じられるのですが、単なる『親の会』だけだと諦めの境地にしか感じられません。
それは、『犯罪被害者の会』のような、取り返しの付かない悲劇に遭ってしまった人たちが集まり、お互いに励まし合って生きていきましょう、というのとイメージが重なります。
しかし、かん違いしてはいけません。
亡くなってしまった人は、どんなにあがいてももう戻りません。
ですから残された遺族はその悲しみ、苦しみを乗り越えるべく、励ましあい、協力しあっているのです。
それに対して不登校や引きこもりは、いくらでも取り返しがつきます。
にもかかわらず、子供の将来を勝手にあきらめてしまい、いかにも自分たちが悲劇の主人公であるかのように思いこんで、みんなで集まって傷を舐めあって安心しているのは、やはり『それは違うでしょう』と言いたくなります。
同じ悩みを持つものどうし集まって、何とかしようというところまでは大賛成なのですが、もっと積極的な行動がほしいところです。
前回のブログでは、まずは親が幸せになることで、その幸せが子供にも伝わって前向きに生きていけるようになるというお話しをしました。
ところが実際は、多くの親御さんは、子供が苦しんでいるのに自分だけ幸せになったり、人生を楽しんだりしてはいけない、と考えていたりします。
それで結局、子供も不幸、親も不幸となり、お互いに負のオーラを出しあい、相手の足を引っ張りあって、どんどん不幸のスパイラルに陥っていくのです。
そんな負の連鎖を断ち切るためにも、まずは親であるあなたが幸せにならなければならないのです。
あなたが幸せになれば、子供も幸せになれます。
とても単純な理屈です。
ですから私は、『不登校、引きこもり、幸せになる親の会』というのを作りたいと考えています。
もちろん私が作らなくても、全国にある『親の会』の中から、『それはもっともだ、まず親である私たちから幸せにならなきゃ』と主旨に賛同してくれるところがあれば、喜んで協力させてもらいたいと思っています。
最後に、繰り返しておきます。
『子供が苦しんでいるから自分も苦しまなければならない』と考えているとしたら、そんなあなたの考えこそが、いつまでも子供を地獄の苦しみから抜け出せなくさせている元凶なのです。
まずは、あなたが幸せになりましょう。
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