引きこもり脱出ビジネスが急増中
子供の引きこもりは人生の落とし穴
老後破産の原因にも
私のもとに相談にこられる親御さんから、引きこもりビジネスとも呼べるような様々な業者のお話しをよく聞きます。
最近聞いたのは、引きこもりの子を強制的に施設に取れていくのに40万円、入所金が300万円、月々の費用が10数万円といったかたちで全国展開している元警察官という業者の話です。
引きこもりだけでなく家庭内暴力までともなっているケースでは、それで自分たちの身の安全と平穏な生活が確保できれば、ということで利用する人がいるのかもしれません。
以前紹介した本、『子供を殺してください」という親たち』の著者、 押川 剛氏がおこなっていた子供を精神科に入院させるという仕事も、費用が500万円ほどかかるということでしたから、精神的に病んでしまった子の対応にはそれぐらいかかるのかもしれません。
これは、人生の後半になって安定した老後に備えようと準備をしていた親御さんにとっては、思いもよらぬ落とし穴となってしまうことでしょう。
ひょっとすると、年老いた親を老人ホームに預かってもらわなければならないかもしれません。
そんなところに、我が子までおなじぐらいの大金をかけて施設に預けなければならないとなると、自分たちの生活もままならないでしょう。
早期発見、早期治療がすべての基本
引きこもりの子をかかえてしまうご家庭は、半数ちかくは特殊な家庭環境にあるものですが、あとの半数は、まったく普通のご家庭です。
いや、子供の甘やかしが強いという傾向はありますが、それは現代の家庭のほとんどがそうなので、その程度であれば標準家庭であるといえるでしょう。
そんな標準家庭に降って湧く災難が子供の引きこもりなのです。
ただしこれは、現代では2人に1人がガンになるのとおなじことですから、心がけ次第で被害を最小にくい止めることもできます。
最初からだれにでもその危険性はあるとして、日頃から予防に気をつけること、そして、なんらかの異常がみられたらすぐに専門家にかかって、早期発見、早期治療につとめればいいのです。
甘いモノを食べ過ぎれば糖尿になるように、子供を甘やかしすぎれば問題行動を起こすようになるというのは、当たり前の流れとして、つねに意識しておかなければなりません。
引きこもりや家庭内暴力も手遅れになってしまっていれば大金をかけて業者に預かってもらうしかありませんが、そこまで悪化していなければ数十分の一から数百分の一程度の費用で解決できるものです。
がん治療でもセカンドオピニオンというものがあるように、いきなり大金を使って最終手段にでるよりも、まずは専門家に相談されることをお勧めします。
ちかくに相談できる専門家がいない場合は、私の電子書籍、
【不登校、引きこもりは心理カウンセリング、心療内科、精神科では治らない!施療率36%中解決率100%の不登校、引きこもり専門カウンセラーが教える完全解決マニュアル】
をお読みいただければ、どの程度の対処が必要なのかの判断が容易にしていただけることと思います。
お子さんの人生を台なしにしてしまわないためにも、また、ご自身の平穏な余生を手に入れるためにも、はやめの適切な判断と対処が肝心です。
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◆一刻も早い対処をご希望の方は、下記のHPや電子書籍をご覧になり、当協会の主旨や方針をご理解いただいた上で、不登校、ひきこもり、ニート自立支援協会まで、ご相談ください。
あきらめない!不登校、ひきこもり、ニートからの脱出〜不登校、ひきこもり、ニート自立支援協会
天地真理(あまちまさみち)