不登校、引きこもり、ニートの治しかた~専門心理カウンセリングで用いられる早期解決の対処法

不登校、引きこもりの専門カウンセリングを行って25年。どこに相談しても解決できない人たちのための心理カウンセラー、天地真理があなたの家庭を立て直します

心理カウンセラーってどんな人

心理カウンセラーの素性はいろいろ

ひと口に心理カウンセラーと言っても、その経歴、素性は様々です。
 
オーソドックスなパターンとしては、大学や大学院で心理学を学んできたという人です。
臨床心理士の資格を持っている人は100%このパターンです。
受験資格が大学院卒業となっていますからね。
 
また、臨床心理士以外にも心理系の資格はたくさんあって、大小さまざまな団体が発行している資格を挙げれば数十ではきかないほどあると思います。
 
ただ心理カウンセラーになるのに何かの資格が必要かというと、そうではありません。
 
心理カウンセラーは医師のように病気の診断をしたり、投薬や外科的治療を施したりすることはないので、誰で
も心理カウンセラーになることはできるのです。
 
カウンセリングって簡単に言ってしまえば、人の相談にのることですからね。
(本質はぜんぜん違います。詳しくは『心理カウンセリングは人生相談?』をご参照ください)
 
学校の先生や会社の上司、スナックのママなど人生経験を積んだ人であれば、だれかの相談にのってあげてなんらかのアドバイスをしてあげることもできますよね。
生徒や部下の相談にのるのに、いちいち資格がなきゃダメなんて言われるとほとんどの人が無資格行為の犯罪者になってしまいます。
 
ですから、カウンセリングには何の資格も必要ないのです。
 
ただし、相談に対して適切な解決策を提案できる優秀な心理カウンセラーというのは、だれでもなれるわけではありません。
 
いくら立派な資格や肩書があっても、相談者に適切なアドバイスをしたり、悩みから解放できるよう導いたりできるだけの技術や経験、人間性がなければ心理カウンセラーとして失格だと言えるでしょう。

心理カウンセラーいろいろ

人を説得できる話術さえもっていればできるのがカウンセリングですから、カウンセラーの中にはさまざまな経歴、素性の人がいます。
 
教師、会社員、占い師、ヤクザ、ヤンキー、引きこもり、ニート
 
あまりにもバラエティーに富みすぎていて、ちょっとビックリしましたか。
 
ヤクザや引きこもりだった人にカウンセリングなんかできるの?
と疑問に思われるかもしれませんね。
 
でも、お勉強がよくできて普通に小、中、高、大学と進学して、場合によっては大学院まで出て心理カウンセラーになりましたという人に、人生に挫けそうな人、どん底から立ち直ろうとしている人の気持ちがわかるでしょうか。
 
あなたは、『人の心をあやつるのって面白そう』、『人の心の裏側を見てみたい』みたいなノリで心理カウンセラーになった人に自分の悩みを聞いてほしいでしょうか。
 
そう考えると、やはり心理カウンセラーには挫折や困難を乗り越えてきたり、様々な世界を経験してきたりしたような人のほうが向いていると思いませんか。
 
実際、いろいろな職業を経験した人や人生につまづき転んだりした人たちが、自分の経験を生かして人助けをしたい、という気持ちで心理カウンセラーになることが多いのです。
 
もちろん、臨床心理士やその他の心理系の資格をとっている人のなかには、不登校や引きこもりを経験していたり、心に大きな傷を負っていたりする人もけっこういますので、資格をもっていない人が優秀で、もっている人がダメということはありません。
 
というわけで、心理カウンセラーには様々な人がいるのですが、その良し悪しを判断するには資格や肩書よりも人間性をみていくことが大事です。