不登校、引きこもり、ニートの治しかた~専門心理カウンセリングで用いられる早期解決の対処法

不登校、引きこもりの専門カウンセリングを行って25年。どこに相談しても解決できない人たちのための心理カウンセラー、天地真理があなたの家庭を立て直します

心理カウンセリングに初めてかかるときは?

料金は技術レベルに比例しない

 心理カウンセリングを受診するために用意しなければならないものは、とくにありません。
お財布ぐらいでいいでしょう。
病院ではないため保険はきかないので、少し余裕をもって用意しておくといいと思います。
 
料金の目安としては、1時間あたり6000円~15000円ぐらいです。
『1時間15000円って、カウンセリング界の最高権威の先生がやっているの?』
とビックリされるかもしれませんが、決してそうではありません。
中にはもっと高いところもあります。
 
それでは、なぜ料金が2倍も3倍も違ってくるのでしょうか。
 
その理由は、ひとつは店構えや宣伝の差になります。
都会の一等地に立派なオフィスをかまえていたり、受付だけのためのスタッフがいたり、『心理カウンセリング』や『心理療法』などと検索すると立派なホームページがつねに上位に出てくるようにして膨大な宣伝広告費をかけていたりと、このようなところはそれなりにランニングコストがかかっているので料金は高くなります。
 
また、自分を権威づけたり、技術に価値をもたせたりするために高額な料金にしているところもあります。
 
やっぱり、どんな商売でも自己アピールは大切で
『自分はこんなにエラいんだぞ』
『こんな高級な技術をもっているだぞ』
とハッタリをかますことで、多くの人をひきつけるような説得力はでるものです。
(これを心理学的に言えば「威光効果」といいますが) 


しかも、心理カウンセラーは人間心理のプロフェッショナルですから、自分が1時間数万円の価値があるように見せかけるのはお手のものです。
 
繊細な神経のために対人関係に悩んでいたり、就活や仕事がうまくいっていなかったりする人は、本当はこのような心理カウンセラーにかかるより彼らのマネをするほうがよっぽど悩みの解決になるのですが、結局、それができないから心理カウンセリングというものが必要なんですよね。

そんなわけで、やっぱり心理カウンセリングは心のお悩みを抱えている人たちには必要不可欠な職業ではあるのですが、その料金に関しては、あくまでもランニングコストや価値づけのために高い安いの差があるだけなので、そんな事情とご自身の経済状態とを勘案して選んでもらうといいと思います。
(イヤ、これは相場の最低料金でやっている私の自己弁護ではありませんよ、決して・・・。一人でも多くの人の力になろうと思ったらなかなか上げられないんです(泣))
 
ちなみに1時間6千円というのが最低の相場であって、5千円以下のところは初心者カウンセラーが練習も兼ねてやっている、というところがほとんどです。
 
ですから相場よりも安いところは、やはり訳ありであると考えてもらっても間違いではありません。
 
料金に関してはそんなところなので、ふところ具合と提供カウンセリングの内容とを考えて決めればいいと思います。


事前準備はどうする

次に準備としては、よりスムーズにカウンセリングを進められるように、状況を頭の中でまとめるか、紙に書いておくといいかもしれません。

たとえば、

  • いまの悩みや困っていること、症状など
  • 症状や悩みが始まったのは、いつ頃からなのか
  • 思い当たるきっかけは
  • 生活に支障があるか
  • 心療内科や精神科などの通院歴はあるのか
  • 他のカウンセリングにかかった経験があるかどうか

などです。


ただ、事前に自分でまとめてしまうと、そこに偏見や思いこみなどがはいってしまうこともあるので、あえてなにもせず、心理カウンセラーに話を引き出してもらうのも一法です。

あとはホームページなどでカウンセラーの顔を見ておくと、すこし安心です。
男性か女性かもわからず、どんな人となりなのかもわからない人にいきなり会うのは緊張しますからね。
自分がリラックスしてつきあえるカウンセラーを選ぶのも、カウンセリングでいい結果をえるためのひとつの秘訣です。

まとめ

  • 料金は場所、宣伝、ハッタリによっておおきく変わり、技術レベルには比例しない
  • 状況をまとめておくと、カウンセリングがスムーズな場合も
  • あえてなにも準備しないのもOK
  • ホームページなどでカウンセラーの顔は確認しておく